布タイプの缶バッジ

 

缶バッジ布タイプ
布タイプの缶バッジは表面が紙ではなく布でできています。さらさらとした柔らかな触感があります。印刷も少し滲み加減があってアートな印象を持ちます。紙の缶バッチほどは大量に生産できませんが小ロットで製作するのに向いています。アクセサリーにしても、贈り物にしても可愛い缶バッジは、自分で手作りすることができます。自分で作るには、まず子供向けの缶バッジキットを利用するようにしましょう。それから、バッジにしたいイラストやロゴを準備します。そのロゴやイラストを専用のラベルにプリントアウトし、今度はそのラベルをバッジ本体に貼って行くようにします。この専用ラベルは伸縮性に富んでいて、文具店やホームセンターで手に入ります。

もちろん紙に印刷したものを貼り付けてもいいのですが、普通の紙はバッジの丸みになかなか沿ってくれず、しわになってしまうこともあります。それを考えると、やはり伸縮性のあるラベルにプリントした方がいいでしょう。用紙にプリントしたのをそのまま貼りたい時は、接着剤を多めに塗るようにすることで、しわが寄らずきれいに貼れるようになります。それから貼る時の注意点として、必ずイラストやロゴが真ん中に来る、つまり目立つ形で貼るようにすることです。

これは頭ではわかっていても、ついよれたり歪んだりしがちなので注意しましょう。また場合によっては、イラストやロゴが大きすぎて、うまくバッジの大きさに納まってくれないこともあるので、必ず縮小しておくようにしましょう。最初は難しいのですが、慣れると簡単になり、作るのが楽しくなります。その他にも、百均で市販されているくるみボタンのキットを活用する方法もあります。ボタンでも安全ピンをつければ、立派なバッジになります。こちらはサイズが小さいので、イラストやロゴは、普通の缶バッジ用の物よりもさらに小さめにしておきましょう。

またイラストやロゴを準備しなくても、最近は可愛いマスキングテープがあるので、それをいくつか貼り合わせてもいいのです。それ以外にも、たとえばフリー素材などのイラストをダウンロードし、ラベルにプリントアウトして貼るというやり方もあります。また自宅の花や、ペットの画像をプリントアウトして缶バッジにしてもいいでしょう。